セルフェイスコートの開発指向
セルフェイスコートの開発指向
セルフェイスコートは、複合無機材料技術により超親水性を発現させる事が可能なコーティング剤です。
親水性のコーティング剤としては、光触媒技術が有名ですが、光触媒より簡単に施工が出来る事や、光がない場所でも親水性効果を発現できるように開発しております。
セルフェイスコートを塗布した表面を水に濡れやすくする(水滴にならない状態)事で、油汚れなどを水で洗い流すことが可能となる他、水滴にならないため、曇り止め効果(防曇効果)などや、空気中の水分がなじみやすくなるため、静電気対策(帯電防止効果)などの特性を付帯する事が出来るようになります。
特に、プラスチックの親水化を実現できる新しい材料として注目されており、今までの無機材料では不可能であった耐摩耗性を向上させて、拭き取りによる親水性効果の低下や皮膜の脱落などがおこらないようになっておりますので、プラスチックの親水性の使用用途が拡大します。
非鉄・金属へ塗布後の特性(PDFファイル)
●MC1シリーズ(長期親水性タイプ)
●MC3シリーズ(高硬度タイプ)
プラスチックへ塗布後の特性(PDFファイル)
●1層塗りタイプ
●2層塗りタイプ
- 下塗り:BTV-2000、上塗り:WG-R10 ---各種プラスチックへの塗布可能
- ポリカーボネート(PC)への塗布
- アクリル(PMMA)への塗布
- ポリエチレンテレフタレート(PET)への塗布
- 硬質塩化ビニル樹脂(PVC)への塗布
備考:
1. 親水性測定器:協和界面科学製(CA-Sミクロ2型)
2. 全ての数値は、弊社試験値であり製品の保証値ではありません。重要なものへ適用する場合には、別途試験を実施してからご採用の程お願い致します。